二元論の宗教
善と悪という、二つの対立する力の存在を認めている
神への無関心を特徴とする宗教もある
ゴータマ 仏陀
歴史は何らかの謎めいた理由から選択を行なって、まずこちら、次にこちらというふうにさまざまな道筋をたどり、一つの時点へと進んでいく
戦争自体がアヘンのように商品になりえた
中世のヨーロッパでは、
貴族階級の人々は派手に散財して贅沢をし
農民たちはわずかのお金も無駄にせず、質素に暮らした
今日状況は逆転した
豊かな人々さ細心の注意を払って
資産や投資を管理しているのに対して
裕福ではない人々は
本当に必要のない自動車やテレビを買って借金に陥る
消費主義という
信奉者が求められたことを実際にやっている
史上最初の宗教
引き換えに本当の楽園が手に入ると、どうしてわかるのか?
それはテレビで見たからだ
自分が何を望んでいるのかもわからない
不満で無責任な神々ほど危険なものがあるだろうか
教養をサピエンスの歴史に基づいて学べる
歴史を知り
なぜ今こうなったのか
そして未来はどうなりうるのか
それらを踏まえ
今は何なのか
自分とはなにか
問い続けることをする
そしてなにを望むのか
サピエンス全史