
地元の千葉が台風の被害にあった
瞬間風速は57.5メートル
私の自宅は
フェンスと駐車場のゲートが壊れた
母が
東日本大震災より怖かった
と言っていた
運がいいことに
電気も水道も回線も通っており
食料もある
自宅付近は
家の周りの柵が飛ばされていたり
木が倒されていたりと
被害は少ないほうだと思う
朝のニュースでは
詳しい被害が確認できなかった
インスタグラムのストーリーで
友達の被害状況をみて
初めてどのくらいの被害規模なのか知り
不安になったため
家族の生存確認をした
無事だということがわかり
その頃に
千葉県の広範囲で
停電が起きていることが報道された
今回被害にあって
情報を正しく早く伝えることの難しさ
誰かを失うかもしれない恐怖
を知った
少なくとも私は
自分が被害にあってからでしか
事の重大さがわからないらしい
離れているとわからない
テレビを見ても自宅周辺はわからない
どこに何が不足しているのかもわからない
千葉県以外の人は
ニュースを見ても
大変だね
で済む
私は
震災のときに
すぐ見に行かなかったことを恥じた
一年経ってからでは遅かった
出来ることからでいいから
やるべきだった
一番の問題は
この出来事を
忘れること
特に日本は平和だから大丈夫だろうと
思うことがほとんどだろう
(私がそう思っている)
残さなくてはいけない
テレビ見たいに同情を誘うものではなく
ありのままを
そう思った
私自身のためにも
被害にあった方のためにも
他人事だと思っている人のためにも
何か残したい
物で
言葉で
写真で
