台風15号

地元の千葉が台風の被害にあった

瞬間風速は57.5メートル

私の自宅は

フェンスと駐車場のゲートが壊れた

母が

東日本大震災より怖かった

と言っていた

運がいいことに

電気も水道も回線も通っており

食料もある

自宅付近は

家の周りの柵が飛ばされていたり

木が倒されていたりと

被害は少ないほうだと思う


朝のニュースでは

詳しい被害が確認できなかった

インスタグラムのストーリーで

友達の被害状況をみて

初めてどのくらいの被害規模なのか知り

不安になったため

家族の生存確認をした

無事だということがわかり

その頃に

千葉県の広範囲で

停電が起きていることが報道された


今回被害にあって

情報を正しく早く伝えることの難しさ

誰かを失うかもしれない恐怖

を知った

少なくとも私は

自分が被害にあってからでしか

事の重大さがわからないらしい

離れているとわからない

テレビを見ても自宅周辺はわからない

どこに何が不足しているのかもわからない

千葉県以外の人は

ニュースを見ても

大変だね

で済む

私は

震災のときに

すぐ見に行かなかったことを恥じた

一年経ってからでは遅かった

出来ることからでいいから

やるべきだった


一番の問題は

この出来事を

忘れること

特に日本は平和だから大丈夫だろうと

思うことがほとんどだろう

(私がそう思っている)

残さなくてはいけない

テレビ見たいに同情を誘うものではなく

ありのままを

そう思った

私自身のためにも

被害にあった方のためにも

他人事だと思っている人のためにも

何か残したい

物で

言葉で

写真で