マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック
この本はDaiGoが紹介していた。
何かに救われたかったのかもしれない
そして救われた
自分自身に

この本は自分に対して
もっと優しくできるのではないか
と投げかけてくれる
私は
結局自分で何とかしなくてはいけない
と思う人間だったので
悩み事があっても
自分で解決するのが当たり前だと思っていた
だから、解決できない問題に出会った時に
どうしていいのかわからなくなった
ただ、苦しむ
時間が経つのを待つしかできなかった

この本は
いくつか書き込むところがあって
自分自身と向き合う
それを記録するという
読むというより
自分と向き合い
振り返る、認める作業になる
辛いことを思い出すこともあったが
今が一番辛いと感じていたので
そこまで傷つきはしなかった
いつかは向き合わなくてはいけないことがある
少しずつ向き合えたらいいのでは
そんな優しさのある本

一番の変化は
自分に優しく接することができたということだ
問題を解決しよう、しよう
と考えすぎるあまり
解決できない自分に
怒りを感じていたのかもしれない
しっかりしなくては
きちんとしなくては
そんなことばかり考えていた
まず、自分が辛い、苦しいということを認めよう
その後
無理をせず
友人の悩み相談を聞き
何かアドバイスをするように
自分にも接する
難しいが
少しずつ
自分に優しい言葉をかけられるようになってきた
また、自分が苦しいということを
誰かに話すことができた
解決しなくても
心がスッキリした

この本に、DaiGoに感謝したい
今は落ち着いていても
また、苦しい時期はあるかもしれない
でも、そんな時にまた
この本を開いて
苦しみを認め
自分に優しさを与えることができたらいいなと思う
友人に勧めたので
折角ならと文章にしてみたが
各々の悩み、苦しみは程度が違うので
本を読んでどうこうなるわけではない
と感じた
でも、たかがこの本を読んで
自分のように
少しでも安らげるのなら
書いて良かったと思う
自分に優しすぎるのはどうかと思うが
自分に厳しすぎるのもどうかと思う
どちらの面も持っているといいのでは
期待しすぎず
絶望しすぎず
ただ、在る
そんなんでいいんじゃないのかな

マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック