金京徳

知らない民藝

眼 「金京徳」

「今日も幸せだった」

黒部市の展示会で出会った金さんの器。

南砺市に作家さんがいるとは思わなかったので驚いたのを覚えている。そして尋ねてみた。

金さんはよく話す人だ。日本語を話せなかったらどうしよう。そんな不安はすぐに消えた。

日本語はペラペラ。ちょこちょ こ四字熟語を混ぜてくる。

その言葉を日常会話で使ったことないよ・・・。

工房と展示スペースを見せていただいた。

日本にきた経緯、 生き方、家族との関わり方。そして器への思いと探究心。

もう出てくる出てくる。こっちも聞きたいことがあるので話は続く。

楽しい時間だった。

一番面白かったのは、参鶏湯にあう器は何か研究していること。

今度はそのお皿が完成したら参鶏湯を食べに行きますね。珈琲もおいしかったです。

何よりいい白磁でした。

ありがとうございました。 金さんは南砺市で今を生きている人です。

「今日も幸せだった!」

そう言える眼と心があるのでしょう。私も今日は幸せでした。

明日も・・・

金さんに会うとこれからの人生にワクワクします。

知らない民藝

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金京徳

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