手紙を書く
知らない人に向けて
そんな体験をした
知っている人に
送りたい人に向けて手紙を書くことはある
だが、知らない人に向けて
手紙を書いた
誰に届くのか
届くのかさえわからない
書いた
贅沢な体験

ここは
「ゆっくり、急げ」という本の中で知った
詳細はこの本を読んで欲しいが
コーヒーとしての体験でなく
居場所として空間として
街の一部として機能している
地域通貨であったり
コンサート会場になったり
注意書きがなかったり
少し変わっている
もちろんコーヒーもおいしかった
今回の帰省のタイミングで
1時間半かけてまで行きたかった
西国分寺駅
静かな駅だった
クルミドコーヒーは駅から歩いてすぐ
思っていたより席数も多い
私は地下の美しい一枚板のテーブル席に案内された
まず見えたのが胡桃
ここでは胡桃が食べられる
くるみ割り機を使って食べる
一応お一人につき1つまでとなっていたかな?
サービスの一つになっている
そして
手紙が置いてあった
「あなた宛の手紙が来ているかもしれません」
お!
となる
ここからの体験を少し記載させていただく
その体験をわたしも提供したいと思い
手紙を書くことにした(お手紙珈琲というものがある)
これは手紙を渡したい人を想像して
手紙を書く
この手紙は店内に置いてあり
誰でも受け取ることができる
宛名は
「 」あなたへ
この鉤括弧の中身は自由記載
色々な人に向けて書かれているのも面白かった
私は自分宛だなというものはなかったものの
送りたいと思った
手紙を知らない人に送る体験
最近見た映画にThe Letter Writerがある
手紙を書く人の話である
この体験が素敵だなと思っていた中
私は大切な人に手紙を渡す体験をした
その次の段階として
知らない人に向けて手紙を書く体験
私は字が汚いので少し緊張しながら
最低限読める字で書いた
言葉を紡ぎ、書くことは好きである

誰に届くのか
そもそも届くのか
返事をくれる場合もあるらしい
手紙を受け取った人が
幸せな気持ちになりますように
素敵な体験をありがとうございました。また行きます。